色んな事情で同居することになった母の知人もしくは彼氏候補もしくは旦那候補は宇宙人である。
SNSやネットの掲示板でよく見るいわゆる思想強めな方たちは普段どのように生活しているのか興味があったのだが、ここに見つけてしまった。
生活保護を受けている奴は死ねばいいやら、韓国製品は絶対買わないやら言っている。
冗談で言っているのかと思ったらどうやら本気のようだ。
自分の考えが絶対間違っていないと計り知れない自信がいつもあるようである。
努力しない人間はこの世に必要ないらしい。甘えたの私は私の人生全てを否定されたようで生きづらいなと感じる。
私もそんな同居人の考え方を絶対おかしいと思ってしまうのは違う、それならあの人と同じではないか。
他人の考え方なのだから放っておけばいいのに。
私があの人を好かない理由の一つとして自分の嫌なところを凝縮したような人間であるからなのかもしれない。つまり同族嫌悪である。
そういう考え方を辞めていこうとここ数年思ってきたことそのものだったのだ。
どんなときもどんな自分も愛せられるようになればどんな人とでも上手くいきやすくなるんだろう。
とにかく今回の件については「あの人は別の星からやってきた宇宙人なのだ、価値観も全く違う、コミュニケーションも違うのは当たり前なのだ、あの人が悪いわけじゃない」と考えよう。
そして私はどこにいても私も宇宙人であることを忘れずにいたいと思う。